願寿大学再開・・・
台風の被害は・・・。
台風8号も去り、久しぶりの再開となった今日7月10日(木)は、伊是名4名、諸見3名、仲田1名、内花1名、勢理客4名の合計13名の参加でした。今日は出席するなり、一昨日の台風8号の話題でひっきりなしでした。学生に被害状況を確認したところ、大した被害はなく、庭の木々が折れたりとその程度で済んだようですが、本島はかなりの被害に遭ったようです。
さて、今月は伊是名島が一番熱くなる祭り「ウンナー」があります。それにちなんで、願寿大学ではウンナーには欠かすことのできない道具「灯篭(トゥール)」を手工芸として作ります。大きさからすると直径15cm、高さ50cmほどの大きさになると思います。7月いっぱい時間をかけて丁寧に作品を作りたいと思いますのでお楽しみに!
ということで第1日目の今日は、「下絵を描く」(絵画の授業として)作業!としてB4の紙に直径15cmの円を二つあらかじめパソコンで作り、その中に各々稲穂や景色などの風景画を描きます。そして真ん中に「豊年」や「方角(自分の住んでいる家が区のどこに位置しているのか)」ウンナーでは公民館を中心に北・南または東・西と必ず分けますので、自分の家が「西」なら円の真ん中に「西」という感じで書きます。ここまでが今日の工程です。次回は17日(木)色塗りを予定しています。
【各区ウンナー日程】
勢理客ウンナー・・・・・・・新暦7月11日(金)
仲田ウンナー・・・・・・・・新暦7月19日(土)
諸見ウンナー・・・・・・・・新暦7月21日(月)
伊是名ウンナー・・・・・・・新暦7月21日(土)
※ウンナーのプログラムは、村ガーイ(ガーエー)→スナイ(神輿担ぎからの落とし合い)→綱引き(メイン)→沖縄相撲(角力)、毛遊び(唄に踊りに)
※酒は無料で振舞われます!「飲んだら乗るな!飲むなら乗るな!」
稲穂と月に囲まれた「豊年」と「東」の文字!
願寿大学・手工芸
~七夕飾り作り~
7月3日(木)の願寿大学は、伊是名5名、勢理客3名、内花1名、諸見3名、仲田1名の合計13名の参加でした。今日は7月7日の七夕に向けて、折り紙を使い七夕飾りを作りました。
東側と西側のグループに分かれ、それぞれ違った飾りを作りました。東側は「吹き流し」と「あみ飾り」、西側は「ちょうちん」と「かいだん」を作ってもらいました。
その後は、一人一枚ずつ短冊に願いを書き入れ、最後に笹に飾り付けました。
皆さん色々な願いごとを書いていましたが、「世界の平和」と書いている人がいました。大きいですね~!あとは「いつまでも健康で長生きできますように」という願いが一番多かったですね。十分長生きしてるんですけどね・・・。(笑)
東側グループが作った「吹き流し」
そして「あみかざり」
西側のグループが作った「ちょうちん」
そして「かいだん」
そして願いをこめた短冊
完成したのがこちらだ!
1(ワン)
2(トゥー)
3(スリー)
願寿カフェdeサロン in仲田公民館&in伊是名公民館&in勢理客公民館
6月18日(水)に仲田公民館、25日(水)に伊是名公民館、7月2日(水)に勢理客公民館にて願寿カフェdeサロンを開催しました。参加者は仲田公民館が12名(男性4人、女性8人)、伊是名公民館が16人(男性1人、女性15人)、勢理客公民館が10人(男性2名、女性8人)でした。
また、内容はメインで『ペタンク』を実施、伊是名公民館では名桜大学生2名による誤嚥性肺炎防止についての講話を実施しました。誤嚥性肺炎とは、嚥下機能の低下により飲食物が誤って気管に入り炎症を起すのが『誤嚥性肺炎』といいます。この誤嚥性肺炎を予防するためには口腔機能の向上とその周辺の筋力を鍛える必要があります。方法としては、①リラックスした姿勢を維持する。②深呼吸。③首の体操。④肩の体操。⑤口の体操。⑥ほほの体操。⑦舌の運動。⑧発音の練習。⑨咳払い。と9項目に及びます。その中でも⑧の発音の練習では、『パ・タ・カ・ラ』の発声を連続して行い、その次に三三七拍子のリズムに合わせて発声するというユニークな方法がありますので、是非試してみて下さい。
名桜大学看護科の(左側から)下地さんと住友さんによる講話
熱心に耳を傾ける参加者の皆さん!
名桜大学生の学生や先生も興味深々だった『ペタンク』
願寿カフェdeサロン in諸見公民館
ペタンク
6月11日(水)の内容が抜けていたので、アップします。
この日は諸見公民館にて願寿カフェdeサロンを実施しました。参加者は18名の参加で男性が今までで一番多い5名参加していました。また、コーヒーの売れ行きが好調で、2・3杯おかわりする方もいました。
始めに介護予防についての「チョコっと講話」を聞いて頂き、その後に皆さんで沖縄県が推奨している『がんじゅう体操』を実施。「いい運動になるさぁ」とやはりがんじゅう体操は人気でした。
カフェタイムを挟んだあとは、皆さん初体験の『ペタンク』というスポーツを実施しました。
ペタンクは、1910年に南フランスで生まれた、誰でも楽しめる球技で、ヨーロッパを中心に普及しているスポーツで、現在世界55カ国以上でペタンク競技が行われており、発祥国フランスでは約500万人がプレーを楽しんでいます。そして何とサッカーに次いで盛んなスポーツとして親しまれています。 最近ではアメリカ、カナダ、タイ、アフリカなどでも愛好者が増え、国際的なスポーツになっており、日本でも40万人以上がプレーしています。
ペタンクは、目標球(ビュット)に金属製のボールを投げ合って、相手のボールより近づけることで得点を競うというゲームです。願寿大学では一部ローカルルールを適用して高齢者でも分かりやすいゲームにしました。
皆さん集まると同時にユンタク開始!
3試合目くらいからはコントロールが良く、白熱したゲーム展開でした。
漢字の読み書き・琉歌カルタ
6月12日(木)は伊是名5名、勢理客3名、内花1名、諸見3名、仲田1名の合計13名の参加でした。今日は漢字検定試験10級の過去問題を抜粋して、漢字の読み20問、漢字の書き問題20問をやってみました。すると意外なことに漢字を読む問題よりも、漢字を書く問題の方が点数が良く、何と13名中4名の方が100点満点を取り、80点~90点の方が多く占めていました。次回の漢字の読み書きはレベルをそのままで、新たな漢字を取り入れてみたいと思います。
また今回は想定外に時間が30分ほど空いたので、『琉歌カルタ』を2つのグループに分かれてやってみました。初めてカルタを体験する方も数名いたので、始めは中々手を出しませんでしたが、聞きなれた琉歌が詠まれると、『これ!』と我先に手を出してきたり、座っていた方も気が付けばお尻を上げて競争意識むき出しにしていました。
その後は皆さんお楽しみの『昼食タイム』今日のメニューは、『ご飯、鮭の夏野菜のせ、冬瓜の煮物、山葵マヨの和え物、エノキのすまし汁』でした。皆さんほとんど残さず美味しそうに食べていました。食べ終えた頃にたまたま栄養士の美奈子先生が来所して下さり、学生と献立についての要望や感想などを伺っていました。
皆さん真剣です!
皆さん負けず嫌いなので、中腰で獲物を狙っています!
三線練習
古典から民謡まで!
6月10日(火)は伊是名4名、勢理客3名、内花1名、仲田1名、諸見3名の合計12名と欠席している方が5名と少し寂しい雰囲気でしたが、今日は皆さんが楽しみにしている三線練習なので、願寿体操が終わるとルンルンでした。
今日の課題曲は「かぎやで風節(琉球古典音楽)」と「安波節、デンサー節、安里屋ゆんた、笑い福い節、肝かなさ節(琉球民謡)」でした。時間にして正味1時間30分!まずはかぎやで風節を4回繰り返し、休憩を入れている間に大正琴の調弦を済ませ、後は民謡を1回ずつという感じで練習を進めました。今日のメンバーは三線が4名、大正琴が4名、唄のみの方4名と三線の方が少なかったので三線の音が弱い感じがしたんですが、まっ、これもアリですね!
三線の練習の時は毎回感じるんですが、アッという間に昼食時間になってしまいます。それだけ充実している証拠ですね!学生の皆さん口を揃えて「方言:キサ12時ナイミ(訳:もう12時なんだ)」と物足りなさそうな表情をする方など皆さん音楽が好きなんですね!
とここで学生の皆さんが食べている昼食を紹介したいと思います。※写真は画像が悪かったためアップ断念 (TT)
今日のメニューは、大豆じゃこ飯・茶わん蒸し・ゴーヤーの和え物・フルーツ・けんちん汁という感じでした。ほとんどの皆さんが残さず食べてくれました。今日も厨房の皆さんに感謝です。