願寿大学の日々精進

伊是名島に住む平均年齢87歳の高齢者が集う介護予防事業「願寿大学」このブログは願寿大学の日常を離れて暮らす願寿大学の学生家族、村内外で願寿大学を応援している皆様に向けて発信します。

講話「介護予防について」

講師:与那覇 翔(伊是名診療所)

 

平成27年4月28日に実施された願寿大学の内容は「介護予防について」の講話を伊是名診療所医師である与那覇先生が講師として学生の皆さんに話してもらいました。

 

学生の皆さんにとって大変重要な問題である介護予防。実際にどのようにすれば介護に係らないように過ごすことができるかを与那覇先生は「バランスの取れた食事と適度な運動が重要である」と説明された。

 

一通り説明が終わり質疑応答に入ると、多くの学生が日頃気になっていることを質問していました。「夜中にトイレに行く回数が多いがどうすればいいですか?」という質問に先生は「男性よりも女性の方が尿意を我慢できず、漏らしてしまうケースが多い。これは膀胱や尿道の構造上の違いや出産の経験の有無が最大の違いです」と男性と女性でも違いがあることを知り、自分だけが夜中の排尿に悩まされているのではないということが分かり、ホッとしている様子でした。

 

最後に保健師の島美羽さんから、尿取りパット等のグッズを紹介し、使用することは何も恥ずかしくないことだと、尿意を恐れて外出を控えるという悪循環を打開すべく実際のグッズを手に取り説明していました。