願寿大学の日々精進

伊是名島に住む平均年齢87歳の高齢者が集う介護予防事業「願寿大学」このブログは願寿大学の日常を離れて暮らす願寿大学の学生家族、村内外で願寿大学を応援している皆様に向けて発信します。

手工芸の時間

ひつじのパペット作り(後半)

胴体に引き続き、手の部分を墨汁で塗ります。

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続いて頭部の作成です。材料は書道などで使用する下敷きのお古を使います。図のようにカットしていきます。

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次に、半分に折り、端の部分を縫っていきます。

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形的にはちょうど台形の形かと思います。

その台形の下辺だけを残し、全て縫い終わると、次に綿を詰めていきます

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綿を詰めて下辺を縫い終わると輪郭の完成となります。

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続いて髪の毛と目玉を付けていきます。

下の図のように上辺の部分に木工用ボンドをたっぷり塗ります。

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次にお寿司のシャリのように綿を手で握り、形を整えてから上辺にくっつけます。

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次に目玉を付けます。

目玉の裏に木工用ボンドを塗り、可愛らしくなる位置に貼りつけましょう!

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次は頭部と胴体を縫い合わせる作業。乞うご期待!!

 

 

手工芸の時間

ひつじのパペット作り(前半)

先月10月24日から始めた『ひつじのパペット作り』がこの度最終工程へと進み、無事皆さん仕上げることができました。そこでブログをご覧の皆さまに作業工程のご紹介をしたいと思います。

まず、使用する材料 !!

【材料】

①軍手(ホームセンターなどで売っている安いやつ!滑り止めなしで)

②書道用の下敷き(古いので構いません)

③裁縫セット(糸は黒と白を使用)

④綿(手工芸用で売られている安いやつ)

⑤目玉(手工芸用で売られている直径1cm程度の物)

 

続いて使用する道具 !!

①ハサミ

②裁縫用の針(細いやつ)

③木工用ボンド

以上があれば作ることができます。

 

工程① 「軍手を切る」

軍手の人差し指と中指と薬指を切るんですが、どこの部分を切るかと言うと人差し指と中指の間、中指と薬指の間を切ります。【図1参照】

 

【図1】

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工程② 「人差し指と中指と薬指を縫い合わせる」

次に人差し指と中指、中指と薬指という順に縫い合わせていきます。裏面も同様日縫い合わせ、ちょうどミトンのような手袋になるような感じで縫い合わせます。

【図2参照】

 

 

【図2】

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ここまでできれば胴体はほぼ完成です。

次回は第③の工程をアップしますので、乞うご期待!

 

 

 

 

 

 

書道

10月9日(木)

この日は書道ということで、この季節にあった『二十四節』の中から選びお手本にしました。「寒露、霜降小雪秋分立冬」の5つの中から2つを選び仕上げることができました。

特に「寒露」や「霜降」は難しいのではと言いましたが、「今の季節の言葉を是非書いてみたい」という要望に負けてしまいました。(^^;

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ブログ復活!!

ブログ再開

8月21日に復旧したPCですが、それ以来ブログにログインできず、更新が滞っておりましたが、本日久しぶりにログインすることができましたので、新たな活動の紹介をします。

 

9月は一人暮らしや老夫婦の世帯で中々島内を視察できない方々が多いということで、「島内視察」を実施!現在建設中の『伊是名製糖工場』や他地域の様子を見学し、参加者は大変喜んでいました。途中伊是名城址の休憩所にてお茶タイム!隣にある『ターシの浜』が護岸建設以来、砂浜が消え去り、地域住民や村出身者がターシの浜の復活を望み、砂浜復活のための工事が行われている様子も見学することができた。

 

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ネット回線復旧

久しぶりのブログ更新

台風の影響からかネットの回線の調子が悪く、ブログの更新が滞っていましたが回線復旧により久しぶりに更新します。

その間、願寿大学ではトゥール作りで型枠作りなどへと進み段々トゥールに見えてきました。願寿カフェdeサロンでは、8月6日に伊是名区(10人参加)、8月13日に内花区(6人参加)、8月20日に仲田区(12名参加)とそれぞれで開催しました。

 

【8月13日の願寿カフェdeサロン内花公民館での漢字の読み書き問題】

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【8月14日開催の願寿大学にて灯篭作り『面貼り』の様子】

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【先週送迎する際に突如現れたダブルレインボー】

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台風去って、また台風・・・。

願寿大学がお休み・・・・。

沖縄は現在台風12号の返し風の影響を受け、非常に激しい雨と風にさらされています。

昨日の願寿大学は午前中から午後にかけて台風12号の影響で、雨風ともに強くなることを想定して電話連絡にて安否の確認と台風に備えて家屋の外に出ないよう注意喚起しました。が、昨日は結局、雨は降ったものの風はさほど強くなく、「このままだと実施できたのでは・・・」と思いましたが、今日になると一転して暴風雨!昨日中止して暴風に備えるよう促して結果オーライでした。

さらに、来週の火曜日(また願寿大学の日・・・)には台風11号の影響が予想され来週明けにはまた避難便が出そうな感じです。

 

さてそんな中、願寿大学ではただ今1か月から2か月かけて、手工芸や絵画、塗り絵、書道などを組み合わせた作品『トゥール』を制作中です。トゥールとは、旧暦の六月豊年祭である「ウンナー」でしようする灯篭(とうろう)のことです。ウンナーでは欠かすことのできない大事な道具の一つを何と、自分たちで飾り用として作ってみようというのがきっかけです。トゥールの工程は、①下書き、②色塗り、③文字を書き入れる(書道)、④型枠作り、⑤型枠に絵を貼る、⑥型枠に芯(竹)を通すなどの作業があります。まさに願寿大学が一年通してやることを、工程として一つにまとめたのがこのトゥールだと思います。今から完成が楽しみです。現在の進捗状況としては40%~50%といったところでしょうか。

乞うご期待!

 

【下書きに色を塗る作業】

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【塗り終えたのがこちら】

 

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【そして、学生の皆さんが楽しみにしている昼食】

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この日のメニューは

【ご飯、野菜たっぷり汁、コーンとツナの和え物、魚のグリルあんかけ、獅子唐・南瓜焼き】

東村よりパインの差し入れ!

「甘くておいしい~」

先週、東村社会福祉協議会のかっこいいお兄さんから、「社協や願寿の皆さんで食べて下さい!」と今年最後になる金城絹江さん(東村平良在)が生産しているパイン3玉が贈られてきました。

ご存知の方は想像できるかもしれませんが、酸味よりも甘みがはるかに多く、パインの汁で溺れそうなほど水分量が高く、夏を凌ぐ食べ物としては最高な果物です。「今まで食べてきたパインは何だったんだろう・・・。」、「90年生きて来たけど、これだけ美味しいパインを食べたのは初めて!」と皆さん感激していました。

完熟したパインは正に別次元の果物でした。

 

 

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夢中でパインを食べる松則さん!

 

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「甘くて最高!」と山川義さん