第五号卒業式
最高齢の名嘉 苗さんがついに卒業 !!
3月付けで介護保険認定を申請し、4月から介護保険事業を利用することになった名嘉苗さん(96歳)が4月10日(木)、スタッフ及び在校生が見守る中、卒業式が行われた。一般的に卒業式というと、3月をイメージするが願寿大学の場合は、登録を解除した後に卒業式を行うため随時実施している。今回の名嘉さんで第五号となった。
名嘉さんは「今まで本当にお世話になりました。思うように体が動かず、このような形で卒業となりましたが、元気でお過ごし下さい。」と涙なみだの別れのあいさつとなった。また、前田清治校長は「苗さんの何事にも素直に取り組む姿は、学生や我々の模範でした。どうぞこれからも体を大事に百二十歳までも元気で」と激励した。在校生を代表して仲田美代さんが「我々の先輩、苗さんは皆さんの見本でした。そんな苗さんが卒業されるのは本当に寂しいですが、これからもゲートボールなどを楽しんで下さい。」と別れのあいさつをした。
最後に参列した皆さんで「別れの花道」で名嘉さんを送り出し、姿が見えなくなるまで、見送っていた。
写真は、名嘉さんが前田校長から卒業証書を授与される場面
写真は、参列者が作った花道を通過する名嘉さん