願寿大学の日々精進

伊是名島に住む平均年齢87歳の高齢者が集う介護予防事業「願寿大学」このブログは願寿大学の日常を離れて暮らす願寿大学の学生家族、村内外で願寿大学を応援している皆様に向けて発信します。

7月から8月までの事業

願寿大学

7月  2日 理学療法士による運動トレーニング

    7日 七夕の飾り作りから竹に飾り付け

    9日 理学療法士による運動トレーニング

   14日 三線大正琴の練習

   16日 理学療法士による運動トレーニング

   21日 三線大正琴の練習

   23日 理学療法士による運動トレーニング

   28日 講話「夏場の水分補給について」 講師:栄養士 東江美菜子

   30日 理学療法士による運動トレーニング

 

8月  4日 脳トレ「間違い探し」

    6日 理学療法士による運動トレーニング

   11日 講話「誤嚥を予防しよう」講師:小川さやか、安谷屋真紀

   13日 理学療法士による運動トレーニング

   18日 理学療法士による運動トレーニング

   20日 三線大正琴の練習

   25日 三線大正琴の練習

 

 

願寿カフェdeサロン 

7月  1日 講話「介護保険について」講師:住民福祉課職員 場所:勢理客公民館

   15日 脳トレ都道府県名当て、沖縄県市町村名当て」 場所:諸見公民館

   22日 講話「介護保険について」講師:住民福祉課職員 場所:内花公民館

   29日 講話「介護保険について」講師:住民福祉課職員 場所:伊是名公民館

 

8月  5日 講話「介護保険について」講師:住民福祉課職員 場所:仲田公民館

   12日 スカットボール(狙い打ち、得点競争)     場所:諸見公民館

   19日 スカットボール(狙い打ち、得点競争)     場所:勢理客公民館

 

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願いを込めた短冊を飾る!

 

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皆さん熱心に聞き入ってます!

 

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講話を頂いた栄養士の美菜子先生

 

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名護の勝山病院の言語聴覚士による講話

 

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喉の高さを測定中!

 

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今年から伊是名村に移住してきた理学療法士高麗先生

 

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毎週楽しみにしている運動・トレーニング

    

 

 

書道

5月の季語お手本「立夏、新緑、向夏、初夏」

 

5月14日は書道ということで4つの季節に合った言葉をお手本としたところ、一番人気は「立夏」でした。

まず始めにお手本一つずつの書き方や順、字のバランスなどを確認し、頭に自分がこれから書く字のイメージを叩き込み、早速練習からスタート。お手本のように「止める、跳ねる、反るな」どの技法を自分なりに考え、再度全員で様々な技法の確認を行い、さらに練習を重ね、一人2作品を仕上げることが出来ました。

「上手く書けた時の達成感がたまらない」、「書いている時の集中力は無意識だな」など書道がもたらす効果を実感していました。

 

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講話「介護予防について」

講師:与那覇 翔(伊是名診療所)

 

平成27年4月28日に実施された願寿大学の内容は「介護予防について」の講話を伊是名診療所医師である与那覇先生が講師として学生の皆さんに話してもらいました。

 

学生の皆さんにとって大変重要な問題である介護予防。実際にどのようにすれば介護に係らないように過ごすことができるかを与那覇先生は「バランスの取れた食事と適度な運動が重要である」と説明された。

 

一通り説明が終わり質疑応答に入ると、多くの学生が日頃気になっていることを質問していました。「夜中にトイレに行く回数が多いがどうすればいいですか?」という質問に先生は「男性よりも女性の方が尿意を我慢できず、漏らしてしまうケースが多い。これは膀胱や尿道の構造上の違いや出産の経験の有無が最大の違いです」と男性と女性でも違いがあることを知り、自分だけが夜中の排尿に悩まされているのではないということが分かり、ホッとしている様子でした。

 

最後に保健師の島美羽さんから、尿取りパット等のグッズを紹介し、使用することは何も恥ずかしくないことだと、尿意を恐れて外出を控えるという悪循環を打開すべく実際のグッズを手に取り説明していました。

平成27年度願寿大学始業式

~平成28年度制度改正に向けた事業変更~

平成27年度の願寿大学始業式が去った4月14日に執り行われ、16名の学生が出席された。式には住民福祉課長を始め職員や保健師も参列し、今年度の事業の流れや体制が報告された。

 

また、学生一人ずつ『今年度の目標』を掲げ、今年度のプログラムに挑戦する。目標の中には、「この一年元気で願寿大学に通いたい」「実用的な手工芸を学びたい」など積極的な発言が多く、本事業に対する期待が伺えた。

 

今年度の願寿大学事業は、昨年度と少し変わり、これまで同事業で実施されてきた「願寿カフェdeサロン」が独立した一つの事業となり、願寿大学事業とは別の事業となります。これは平成28年度の介護保険法の改正に伴う「伊是名村介護予防事業」の変更によるもので、願寿カフェdeサロン事業ではこれまでどおり対象者が65歳以上の介護予防認定者以外の方が対象となるが、願寿大学事業では事前に申請者をチェックシートにて対象者となるか対象外となるかを判断することが必要となる。これまでの願寿大学は願寿カフェdeサロン事業同様に介護予防認定者以外の方を対象としていたが、要支援1.2の方も願寿大学に通うことができてくるというわけだ。

要支援1.2の方々を要介護状態にさせないための取組の一つである。要支援1.2というとサービスの限度がかなり厳しく、例えば『週2回介護予防のデイサービスに通っていた方が、要支援1.2と判定され、介護予防のデイサービスがこの時点で通えなくなり、新たな介護保険デイサービスを通いたいが、要支援1.2であるためサービスの利用が週1回となり、今までの回数よりも少なくなった。』そういう事例が多く見受けられてきたことに対応し、要支援者のサービス利用増により、仲間づくり・筋トレ・脳トレ・課外活動をとおして介護状態になることを防ぐことを目的としたのである。

 

実際には平成28年度からの改正ではあるが、段階を踏んで利用対象者を無理なく事業別に仕分けしていかないと弊害が出てきては困るので、今年度から介護予防事業等へ参加する際にはチェックシートを記入(聞き取りも可能)し、チェックシートに該当せず自立した方は『1次予防対象者』として願寿カフェdeサロン事業等の介護認定者以外が対象となる事業へ、一方チェックシートにて該当された方は『2次予防対象者』として願寿大学事業等への参加が可能ということになります。

 

1度では中々説明が足りないので、時間を見つけて制度改正に向けた取り組みを紹介していきたいと思います。

 

ゆかる日 まさる日 さんしんの日

ラジオ生出演 !!

3月4日水曜日、「ゆかる日 まさる日 さんしんの日」はRBCiラジオにて正午から夜の9時まで、読谷村鳳ホールの様子や全国・世界中の各国などを中継で結び、時報ごとの『かぎやで風節』の演奏が行われました。

我々願寿大学も2年越しの思いが叶い、世界中の三線演奏者と一緒に午後3時、かぎやで風節を演奏することができました。同時に会場の読谷村鳳ホールと中継を繋ぎ、司会の上原直彦さんや島袋千恵美さん、狩俣林太郎アナとテレビ電話で願寿大学の様子やインタビューもやって頂きました。

インタビューでは前田清治学長が願寿大学の紹介を行い、名嘉カミさん(93)が学生を代表してインタビューに答えてくれました。耳が遠いカミさんは始め恥ずかしがっていましたが、上原直彦さんのユーモアな質問にも時間差はありましたが、しっかり受け答えしてくれました。

 

昨年は出演することが叶わず、それでも「さんしんの日記念」ということで、かぎやで風節の歌詞をちぎり絵で作成しました。残念ながらこの一年間で他界された御三方も「さんしんの日ラジオ生出演」が出来ず、「来年こそは・・・」と希望に満ち溢れていましたが、夢叶わずこの世を去って逝きました。

 

苗さん! ヨシ子さん! キヨさん!

聴こえてましたか?みんなの奏でる「かぎやで風」

 

みなさんの想いも込めて歌ったつもりです・・・。

本来なら三線大好きな御三方も一緒に演奏するはずでした・・・。

 

 

次の「さんしんの日」まであと『360日』

来年の「さんしんの日」もみなさん元気で演奏できるように我々スタッフもサポートします。

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《会場とテレビ電話にて中継している様子》左:名嘉カミさん、左:前田学長

 

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《毛遊びの様子》

 

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《今回協力頂きました野村流音楽協会伊是名支部の皆さん》

 

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《昨年のさんしんの日に作成した『ちぎり絵』》

 

 

『さんしんの日』公開生演奏出演決定!!


第23回ゆかる日 まさる日 さんしんの日

 

「三月四日は???」

「さんしんの日!!」

でおなじみのRBCiラジオ主催「さんしんの日」公開生演奏に

願寿大学の出演が決定されました。

 

当日は午後3時の時報に合わせて『かぎやで風節』の演奏を

しますので、ラジオAm738に合わせてお聴き下さい。

 

また、メイン会場となる読谷村鳳ホールと伊是名村社会福祉

協議会多目的ホールをテレビ電話中継しての演奏となります。

どうぞ村社会福祉協議会へお越し頂き、共に「さんしんの日」

をお祝いしましょう!

 

 
  

 

 

 

 

あなたの近くの「かぎやで風」演奏会


読谷村文化協会】
場所:読谷村 赤犬子宮
時間12:00

沖縄県芸術大学琉球芸能専攻】
場所:首里城公園 守礼門前(雨天時:室内)
時間:12:00

八重山うた・大哲会・浦河支部 大工哲弘さんのお弟子さん】
場所:浦河町総合文化会館 
時間:13:00 

琉球民謡音楽協会】
場所:サンエーメインプレイス   
時間:午後2時・3時・4時

【前川本流民謡協会】
場所:晴天→前川朝昭 碑 住所:与那原町東浜25番地
雨天→コミュニティセンター 住所与那原町与那原712
時間:15:00 

伊是名村社会福祉協議会「願寿大学」】
場所:三線教室学生の皆さん
時間:15:00

【由絃會 山川まゆみ民謡研究所 ゆいゆいシスターズ 島うた少女テン】 
場所: イオン南風原ショッピングセンター
時間:午後3時・4時・5時

読谷村赤犬三線クラブ】
場所:読谷村文化センター 中庭 (雨天時 中庭軒下)
時間:17:00

宜野座村 宜野座かりゆし遊び実行委員会】
場所:宜野座村文化センター・がらまんホール
時間:18:00

【石川青年連合舞天会】
場所:願寿ぬ森 うるま市石川3273-1
時間:19:00

浦添市老人センター 三線サークル】
場所:浦添市老人センター
時間:12:00 (集合は10時半)

八重山古典民謡伝統協会】
場所:宜野湾市真栄原公民館
日時:正午、午後1時、2時
問合:098-897-2473
参加費:1000円(お弁当飲み物代)
八重山古典民謡伝統協会会員や真栄原老人会、約30人による演奏会を予定。
飛び込み大歓迎!

 

パペットの続き・・・。

10月30日

記事の投稿が滞っておりました・・・。

 

いよいよ『ひつじパペット』終盤です。

最終工程は、顔の部分と胴体の部分を縫い合わせる作業です。

下の写真1.2のように顔の部分が前にくるように合わせて、写真3のように裏返して縫っていきます。

注意すべき点は、指を入れるスペースを誤って縫わないことです。指が入らなくなりますからね(^^;

全て縫い合わせると

<写真1>

 

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<写真2>

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<写真3>

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<写真4>

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<写真5>

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出来上がった作品は11月14日に村産業支援センターにて開催された『伊是名村健康フェア』にて展示されました。

<写真6>

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